早起きは三文の得・西門総二郎 編

皆様、こんにちは。plumeriaの「故事ことわざのお勉強」の時間です。
本日のお勉強の内容は「早起きは三文の得」です。
下記のお話しを読んでこの意味を考えてみましょう。


*******


朝早くに起きた日・・・何となく散歩をしようかと思って着替えて外に出た。
別に深い意味はない。たまたまその日は気分が良かったから。

家を出てすぐの通りを歩いていた。まだそこまで気温が上がってないから気持ちがいい。
そうしたら後ろから人の足音がして、振り向いたら向こうから走ってくる女がいる・・・もの凄いスピードで前を見ずに
突っ込んできたから慌てて両手で受け止めたら・・・その女は牧野っ?!

「なんだ!お前、牧野じゃねぇか!朝からなにをそんなに突っ走ってるんだよ!危ねぇな!」

「あれ?西門さん・・・あっ!ごめんっ!・・・時間ないんだっ!また今度ねっ!」

そう言って逃げようとするから思わずその手を掴んでしまった。そしたら思いっきり牧野はその場にコケて・・・
ものの見事に足にケガをした。いや、俺が引っ張ったからなんだけど。

「悪い!・・・大丈夫か?お前が急に逃げるからつい手を出しちまって・・・なにをそんなに急いでたんだ?」

よく見たら膝から血が出てるし、少し足も捻ったようだ・・・少し力を入れすぎたかもしれねぇな。
どうしてもここで逃がすわけにはいかなかった・・・だから手当のために西門へ連れて行くことにした。
牧野を担いで自宅に戻る途中で理由を聞いたらファミレスの早朝バイトだと!・・・朝の6時から働くのか?
俺のせいでいけなくなったと怒るから、仕方なく牧野を西門でバイトさせることにした。

「時給はいいぞ?うち以外のバイトはやめて毎日ここで働いたらどうだ?ちょうど募集してるし」
「いいのっ?ホントに?・・・嘘じゃないよね?」

牧野はこの日から西門でバイトを始めた。別に・・・俺がわざとそうしたわけじゃないぜ?
朝早くに偶然牧野とぶつかったから起きたこと。

牧野が早朝バイトをしているなんて噂で聞いたのはほんの少し前だけどな・・・実は。



そのうち牧野は西門で働きながら俺の稽古を受けるようになった。
牧野が茶に興味を持ったからで、俺が強制的にさせたわけじゃない。ちょっと流し目で誘ったけど・・・。
ただ俺は、自分が茶を点てるところを牧野に毎回見せていただけ。深い意味はないが多分牧野が見たことのない
真剣な俺の姿を見せてやっただけだ。たまには・・・牧野の手に触れることもあったりしたけど。
牧野がそんなときに赤い顔してたなんてもちろん見て見ぬ振りだ。

そしてしばらく経ってから朝の茶事に牧野を手伝いの1人に選んだ。
朝の茶事は言葉どおり朝が超早い・・・そう、すごく早いんだ。
友達だからと家元には了解をもらって牧野を西門に泊めて、うちの連中との酒盛りに参加させた。
酒に弱い牧野と知っていたわけじゃないぜ?朝が早いから・・・わざわざ泊めてやっただけだ。

「西門さん・・・もう飲めない。気持ち悪いよ~・・・」

「仕方ないヤツだな。俺の肩に掴まれ・・・ベッドに運んでやるから」

そう言って用意していた牧野の部屋じゃなくて・・・どうしてだろう、俺の足は勝手に自分の部屋に向かっていた。
そして酔っ払った牧野を俺のベッドに寝かせて・・・当然俺もそこに入るよな!自分のベッドだし。
でもこの時は牧野の唇を軽くいただいただけ。しかも酔ってるからわかってないし・・・。

次の日の朝早くに牧野は俺の横で眼を覚ました。
そりゃもう、びっくりして・・・俺の腕枕でもの凄いデカい眼をしているときに俺も眼を覚ました。

「あれ?・・・もう起きたんだ。さすが牧野は朝が早いな・・・おはよう・・・」

そう言って今度は起きている牧野にキスをした。牧野は眼も閉じずにキスされてるんだけど・・・。

「牧野、朝茶事が始まるからそろそろ起きろよ?いつまでも固まってないで」

「う・・・うん。わかってるよ・・・あ、言ってなかったね。おはよう・・・」
「ん・・・おはよう!」

すべては朝早い朝茶事のせい・・・俺が牧野を無理矢理泊めて無理矢理飲ませたなんてことはない。
こうなることを予測していたなんてことは全くないからな。しかもキスなんて類に言わせれば只の挨拶だ。



牧野はそのうち本格的に茶を始めた。家元にも認めてもらい家元夫人の仕事にも同行するようになった。
事務所ではなく西門本来の茶事の仕事を始めていた。師匠の腕がいいから牧野の上達は早かったんだな。

この頃から牧野に稽古の時も仕事の時も着物を着せてやった。当然俺が着せてやるんだけど・・・。
牧野は俺が着せる時、その身体に触れてしまうたびにビクッと身体を硬直させて顔を赤らめる。
そんな姿を横目で見ながら・・・でも一言も声をかけずに着せていくんだ。
俺の顔が牧野に近づいたらわざと視線を外して息を止めてる。わざとじゃないけど・・・近すぎるんだろうな!
帯を結ぶときなんかはどうしても胸に近いところに手がいくだろ?
本当は触らずになんていくらでも出来るけど何気に少しかすめてしまう・・・そしたらまた少し身体が反応するから面白くて。

「悪ぃな・・・別にわざとじゃねぇからな!嫌ならお袋に変わるけど?」

「ううん!いい・・・。気になんてしてないから・・・」

そうだろうな!顔見りゃわかるってもんだ。特に牧野なんて全身で表してるからわかりやすいってもんじゃない。
それにしてもうちに来るようになってから随分と綺麗になったもんだ。

そしてそんな牧野に惚れ込んでいた後援会副会長が自分の孫息子の嫁に欲しいと言い出した。


「申し訳ないんですけどお断りいたします。私なんて何の役にも立ちませんし・・・」

「いやいや、私は牧野さんのその性格が好きなのだよ?それとも他に誰かいるのかね?」

「いえ・・・そのような人もいないんですけど。実は好きな人はいるんです・・・」

「ほう・・・!うちの孫息子よりもいい男なのかな?見てみたいもんだね」


仕方ないな・・・また、宴会でも始めるか?
この会話を聞いてからすぐに宴会の準備をして副会長も牧野も含めてまた酒盛りが始まった。
例のごとく酔っ払った牧野は帰ることが出来ないほど・・・ちなみに副会長もダウンした。
何度も言うがわざとじゃねぇぜ?俺はまた牧野を抱えて・・・やっぱり向かうのは俺の部屋だけどな。

「う・・・ん・・・西門さん、大好き・・・」
「寝言で言うなよ・・・起きてるときにその言葉は欲しいな・・・」

完全に寝ているくせに告白なんてするとは可愛いじゃねぇか!
今日もこの暗い時間は牧野を抱き締めるだけ・・・この後のために俺も寝とくかな。


朝早くに・・・また牧野は俺の腕の中で眼を覚ました。今日ももちろんデカい眼をしたまま抱かれている。

「おはよう・・・牧野。なぁ・・・昨日の言葉・・・もう一回言ってくれないか?」
「・・・え?私なにか言ったの?」

「俺の事・・・どう思ってるって?酒任せは許せねぇな・・・ちゃんと言ってくれよ」
「う・・・うそっ!私そんな事言ったの?ホントにっ?」

「そう・・・言ったんだぜ?ほら・・・もう一度」



「私ね・・・西門さんが好きなの・・・」


その言葉を聞いた途端、俺の中で牧野への想いが溢れだした!もう外は明るく白んでいるのに・・・悪いな!
俺はこの時間に牧野を抱いた・・・牧野が初めてだなんてわかっていたけどもうとめることは出来なかった。
ここは母屋で人が来るかもしれないのに・・・ハイスピードで牧野を抱き潰してしまった!
朝日が牧野の白い肌を余計綺麗に見せてくれる・・・紅潮した牧野を顔を見下ろしながら汗を飛ばした。

そして息も上がった牧野を思いっきり抱き締めながら・・・その耳元で囁いた。

「俺はもうずっと前からお前しか見てないぜ?・・・気付かなかったのか?」
「うそ・・・わかんなかったよ・・・?」

ずっと前の朝早くに牧野とぶつかってから、あの時に牧野を西門に引き込んでから俺は牧野しか見ていなかったぜ?
お前から俺に墜ちてくるのを待ってたら時間が経っただけだ。


朝早くから思いっきり愛し合って・・・2人で部屋から出てきたところを副会長に見られた。


「お?・・・これは・・・そういう事なら言って下さればよろしいのに。・・・すまなかったね、牧野さん」

「いっ・・・いえっ!そんなっ!」
「副会長・・・ご理解いただけたようで・・・そういう事ですから」

何食わぬ顔で牧野の肩を抱いて副会長の前を通り過ぎた。
別にこれを見せたくて副会長を泊めた訳でもないし・・・牧野を酔わせたわけでもない。たまたま・・・だ!
牧野は真っ赤な顔して俺と朝飯を食いにダイニングへ向かう。



「牧野・・・朝イチのSEXって・・・子供が出来やすいらしいぞ?」
「・・・・・・は?」


朝早いってのは・・・色んな意味でいいもんだなっ!


**********


早起きは三文の得

朝早く起きれば健康にもよく、何かよい知らせがあるという意味です。
朝早くに起きて仕事をする事に結びつけられることが多いですね。
これは朝早くは一番エネルギーが溢れていて仕事や勉強が捗る
為に得をする・・・と言う意味になります。

西門総二郎の場合・・・朝一番のエネルギーは総て色事に繋がっております。
これはこれで間違ってはいないのですが、少し生活習慣を見直した方が
いいかと思われます。
朝一番からそのような体力を消耗するのは相手にとっても大変ですね。
特に彼のペースに合わせようと思ったら彼女のほうは心臓に負担がかかりすぎ
かえって不健康になります。気をつけてあげましょう。

西門総二郎には余っている体力をラジオ体操にでも使っていただけたら
健全で健康的な朝を迎えられるような気がします。


みなさんは消して朝イチの・・・を真似しないようにしましょうね。

それではまた「故事ことわざのお勉強」の時間にお会いしましょう。

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6 Comments

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2017/07/13 (Thu) 13:22 | EDIT | REPLY |   

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2017/07/13 (Thu) 15:57 | EDIT | REPLY |   

plumeria  

Re: こんにちは

えみりん様、こんにちは‼

そうですよ。全部たまたまですよ?
偶然なのです(笑)しかも、早朝に!

類なら出来ないことですよね。
なーんか総二郎は早起きのイメージなんだけど、よく考えたら夜遊びもしてそう。…不健康だわ。
慢性睡眠不足になっちゃう!

あとは司君‼

全く思い付かないぞ?困ったな…。

私の所も今日は暑いです!
夏はあんまり好きじゃな~い。やる気がでません。
何事も……。

2017/07/13 (Thu) 16:05 | EDIT | REPLY |   

plumeria  

Re: タイトルなし

花さま、こんにちは~✴

そうなんですよ!
ホントかどうかはわかりませんが、私の友達が昔っから
そう言ってました。だからね、昔は信じてましたよ。

でも、総二郎ならヤリそうだからいいかなぁって‼

でた!射手座のハンター‼私の好きな言葉ですわぁ。
ちなみに今日、会社の男の子が弓道部だったと聞き
大興奮しました!可愛いのよ、その子!
「キュンってする~❗」って言ったら、やめてくれ❗って言われました。残念だわ…

2017/07/13 (Thu) 18:13 | EDIT | REPLY |   

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2017/07/15 (Sat) 17:43 | EDIT | REPLY |   

plumeria  

Re: タイトルなし

さとぴょん様!こんばんは!

オオカミ・・・ですか?似合うかも・・・。狙った獲物は逃がさないって事ですね?
いやん!狙って欲しいと思うのは私だけかなっ?

朝早いイメージがあるんですよね、総二郎には。何でかな・・・茶道だから?
朝日を浴びての・・・なんて経験ないんですけど、疲れそうですよね。

ぷぷぷっ!総二郎なら大丈夫かな!

いつも応援コメントありがとうございます!

2017/07/15 (Sat) 20:28 | EDIT | REPLY |   

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