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本文中に微ではありますがR表現を含んだ部分がございます。苦手な方はご遠慮下さい。パスをかけておりませんので閲覧は自己責任でお願い致します。



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子供達も寝静まった部屋の中、総が私を抱き締めて離さない。

本当なら今日は披露宴が終わって本邸でお祝いが続いてたはず・・・そして出会う前の私は、こんな日の夜に総が抱くのは奥様だと思っていた。
それなのに今、総の腕の中に居るのは私・・・時々それが信じられなくて怖くなる時がある。


「・・・何考えてんだ?つくし」
「ん?何でもない・・・幸せだなぁって思って・・・」

「まだ全部終わってねぇから不安だろうけどな」
「うん・・・でも少しずつ進んでるって思うから平気・・・総、お稽古ありがとう・・・」

「厳しくするぞ?本気だからな」
「ふふっ、怖いなぁ・・・」

「でも、夜は別・・・思いっきり甘えさせてやるからな!」
「えっ?あっ、やあぁっ・・・!終わったばっかり・・・」


さっきまで私の中を掻き乱していたモノがまた熱く、大きくなってお腹に触れる・・・もう1回総が身体を起こしてゆっくりそれを秘部に押し当て挿れて来た。
グチュっと卑猥な音が耳に届き、目の前の優しい微笑みの総とは全く違う荒々しい「生き物」みたいに私の膣壁を虐める・・・。

再び襲ってくる快感で恥ずかしいほど声が漏れ、それが子供部屋に聞こえないかと気になるのに、総の熱を感じ始めたら意識は全部彼に向かった。

彼のモノが私の中でもっと大きくなってく・・・そしてスローだった動きがだんだん早くなって来たら、耐えられなくて総の首にしがみついてしまう。
そうしたら今度は抱き上げられて、彼の腰の上に跨がるような体勢にされた。


この方がもっと奥まで突かれてるような気がして、身体を反らせて小刻みな声を天井に向けて吐き出した。
この距離がもどかしかったのか、総は私をグッと引き寄せて胸に舌を這わせ、時々強く吸ったりしてる。
無意識に身体をくねらせると逃がすまいと総の腕が私の背中を抱きかかえ、私の汗が総の身体に落ちていく・・・乱れた髪を掻き上げられると全身がゾクゾクして足の指先まで痺れていった。


リズミカルに突き上げられ、同時に軋むベッドの音が私を凄く淫らな女にしてしまうみたい。
もっと総が欲しくなって、私も自分から腰を動かしていった。

それが判るから彼も嬉しそうに目を細めて私を見つめる・・・堪らなく魅惑的な漆黒の瞳だ。


「つくし、すげぇ綺麗だ・・・その顔、もっと見せてくれ」
「はぁはぁ・・・もう、ダメっ・・・あぁっ、そこっ、あっあっ・・・」

「気持ち良いんだろ?そんな目してる」
「あぁっ・・・んっ、そ・・・う・・・!」

「まだダメ、お前が俺を欲しがる顔がまだ見たい・・・」
「あああぁーっ!総っ・・・!」


再び絶頂を迎えたけどそれでも総は許してなんかくれない。
まだ身体の奥が痺れているのに今度は四つん這いにされて後ろから固くなったものを一気に押し込まれ、私はその場に倒れ込んでしまった。
もう腕に力なんて入らないのに後ろから抱きかかえられ、そのまま何度も突き上げられた。

その時に弄られる胸に総の指が食い込んで、私は必死に振り向いて総にキスを強請った。


「顔が見えないのはイヤっ・・・総、後ろからはイヤだよ」
「そっか?くくっ、俺は好きなんだけど・・・仕方ねぇな」

「んっ、横に来て?総、ちゃんと顔を見せて・・・」
「なんだよ、その声・・・マジ可愛いじゃん?」


「・・・大好きだから」
「・・・それ知ってる」


まだダメだって言いながら、最後に総は私の中に精を吐き出した。それは凄く熱いまま私の中に流れ込んできて、同時に彼の身体も私の上に覆い被さるように倒れ込んできた。
それを抱き締めて離せない・・・暫く何も話さずに、私たちは1つになったまま抱き締め合っていた。



総が私の中から出ていくと、そこに少しだけ淋しさが残る。
だからバスローブを着るとすぐにまた抱き締め合って布団に包まった。


「あっ・・・言い忘れてたけど彼奴らが帰ってくるんだった!」
「・・・彼奴ら?」

「司と類・・・彼奴ら披露宴が中止になったって伝えたら連絡してきたんだ。で、お前の心配ばっかするからここに来るようにって話したんだ」
「えっ!ここに来るの?」

「・・・西門には無理だろうよ。それに離婚したばっかだからまたマスコミが嗅ぎ付けたら五月蠅いだろ?もう少しあきらには世話にならないとな・・・本当は俺のマンションに連れて行きたいけど」

「そうなんだ・・・子供達も会わせるの?」
「あぁ、あきらの養子だってところまでしか伝えてねぇんだ。でも隠しておけねぇだろ?それにひと目見たら彼奴らだって気がつくだろうと思うしな」

「・・・だね」


道明寺に花沢類・・・もう何年も会ってない。
変わってないかしら?私は変わったなって思われるかな・・・ふふっ、『歳とったな!』って言われると嫌だなぁ・・・。

総から2人の名前を聞いたら学生時代の楽しかった思い出が蘇ってきた。辛かった事も沢山あったけど、それも含めて懐かしい・・・だからつい、総の腕の中で含み笑いをしてしまった。


「なんだよ・・・俺以外の男のことで思い出し笑いか?」
「え?くすっ、やだなぁ、ヤキモチ?」

「・・・あぁ、許せねぇな。そう言う口は・・・塞ぐ!」
「うわっ!んっ・・・」


言葉とは裏腹に優しいキス。
馬鹿だね、総・・・・・・あなたが居るから笑えるのに・・・。




**********************




次の日の朝、子供達の声で目が覚めて、遅い朝食を食っていたらメールが入った。

その送り主は紫・・・スイスに着いたとの連絡だった。
それには何枚か画像がついていたけど本人は写っていなかった。


『総二郎様、あれから如何お過ごしですか?
私はお話しした通りスイスに移り住みました。そのご報告だけさせていただきます。

ここはとても静かで綺麗な所で、穏やかに暮らせそうです。ですからどうかご心配なく。
新しい恋が出来るかどうか判りませんが、新しい夢を探してみようと思います。

ただ1つお願いがございます。
私という人間が居たことだけは忘れないでください。あなたの思い出の片隅に置いて欲しいのです。
私も総二郎様の事も、あの桜の茶会も忘れません。
あなたの為に着た花嫁衣装も大切に胸の中にしまっておきます。

そしてこれは最初で最後のメールです。
返信もしないでください。


さようなら、総二郎様。お幸せを祈っております』



その文章にくっついていた画像の最後には、雪山を背景にした家の庭・・・その真ん中で笑っていたのは薫だった。
それを見た瞬間、素直に良かったと思えた。


あいつは1人じゃないんだな、と。




「そうちゃんパパ、どうしたの?」
「悲しいことあったの?」

「・・・いや、嬉しかっただけだ」

「そうなんだ!またかのんが車のパズルこわしたから泣いてるのかと思った!」
「あっ、しおん、バラしちゃだめって言ったのに!」

「なんだと?!せっかく俺が作り直したのにまた壊したのか、花音!」

「きゃははははは!そうちゃんパパが怒ったぁ!」


つくしは不思議そうな顔をしていたけど何も聞かなかった。
そして俺は薫が写ってる画像1枚だけ保存して文章は消した。勿論返信もしなかった。

頼まれなくても忘れられないだろう・・・そして覚えてやるのは最後の笑顔だけでいいだろう。


いつか紫の心を包んでくれるヤツが現れるように・・・・・・春の風にその気持ちだけ乗っけてやった。

スイスに届くのは・・・いつか判んねぇけど。





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2019/08/06 (Tue) 13:21 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

パール様、こんばんは。

ふふふ、プチバージョンはあるって言ったでしょ?
これが最後かなぁ?(笑)

といいつつ、急に差し込む時もあるけど、このお話の場合・・・ここでガッツリ入れたら「雪の結晶」事件になる💦
爽やかに終わりましょうよ、って思うよね(笑)

まぁ、楽しんでもらえればそれでいいです(笑)


紫ちゃん、これで本当のクランクアップでした。
長いこと悪役を務めてくれてありがとうございました、と紫色の花束を贈りたいプルでした♡

2019/08/06 (Tue) 20:40 | EDIT | REPLY |   

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