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本文中に軽微ですがR表現を含んだ部分がございます。苦手な方はご遠慮下さい。パスをかけておりませんので閲覧は自己責任でお願い致します。



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ガーデンパーティーが終わったら、私と類はお客様達を見送った。
花沢家の関係者はそれぞれが待機させていた車で帰っていき、それが終わればご両親が「帰国前に自宅にお寄りなさい」とだけ言って会場を後にした。

そのあとで進と真由美ちゃんがパリのホテルに泊るからってタクシーに乗り込んで嬉しそうに帰って行き、優紀はすぐに帰国すると言って空港に向かった。
「日本に戻ったらすぐご飯に行こうよ!」・・・そんな風に言ってくれて、私は「絶対だよ」って約束した。



残ったのは道明寺達3人と桜子と滋さん。
朝早くにはパリに向かうなんて言ってたけど、今日はとことん飲もう!って言って会場に戻った。

古城とは言え、今では宿泊施設も兼ねているから私達はここに部屋を取っている。
だからそこで全員普段着に着替えようって事になり、桜子達もドレス替えするなんて言いながら楽しそうに部屋に向かった。着替え終わったらここのレストランで待ち合わせ・・・私と類も手を繋いで部屋に戻った。


「つくし・・・綺麗なのにもう脱いじゃうの?」
「え?だってウエディングドレスで飲めないもん。汚したくないし、みんなも着替えるって言ったでしょ?」

「じゃ、俺が脱がしてあげる。おいで・・・」
「は?何言ってるの?みんなが待ってるのよ?」

「待たせたらいいんだって。本当はここから2人だけの時間だったんだから」
「・・・類?あっ・・・」


類が後ろから抱き締めてくれたかと思ったらフワフワのウエディングドレスをバサッと捲り上げ、その手が私の太股を撫で始めた。驚いてビクッと身体を震わせたら、その指は下着の中に入りもっと敏感な部分に触れて自分でも潤ってくるのが判る・・・。
それなのに片方の手はドレスの上から胸を揉んで、私の息が荒くなったのを嬉しそうに耳元で笑った。

「はぁはぁっ・・・だめっ、そんなにしたら・・・」
「だってここは俺のものでしょ?」

「いやぁっ・・・やっ、あぁんっ・・・」
「くす、いつもより声が甘いね・・・可愛いよ、つくし」

わざと耳にキスする類・・・その度に肩を竦めると「ダメ・・・」って小さな声で私を叱る。
時々花芽に指を立てるから「あぁ・・・っ」てはしたない声を出すと「欲しい?」って意地悪く聞いてくる。


背中が軽くなったと思ったらファスナーを降ろされて、片手でゆっくりとボディ部分を脱がされた。
それなのに全部は脱がさないでドレスは捲られたまま・・・カチャって類のベルトが外される音が聞こえたあとに、彼の固くなったモノがお尻に当たった。
まさか、このまま?って振り向いたら天使のように微笑んでる・・・「ダメだよ」って首を振ったけど、次の瞬間には後ろからゆっくり挿れられた!


「ひゃあぁっ・・・!あぁっ、類・・・ダメだったら・・・そんなっ」
「だって我慢出来ない。彼奴ら、さっきもあんたの事ばっかり見てるし」

「そんな・・・ことないっ!やぁっ・・・すご・・・類、待って、そんなにしないで・・・!」
「まだそこまで動いてないでしょ?感じてくれてる?つくし・・・気持ちいい?」

「・・・あぁ・・・んっ・・・気持ち・・・いい・・・」
「俺も・・・あんたの中、凄く気持ちいい」


真っ白なドレスが汚れちゃうのに・・・これからみんなで飲もうって言ってるのに、類は私を激しく突き上げて止まらない。

私も彼に突かれる度に淫らな声をあげて腰を振り、立ってるのがやっとだった。両腕を後ろから掴まれて身動きが取れず、ささやかな胸を揺らしながら類の熱が治まるまでそれは続いた。

2人同時に絶頂を迎え、私はすぐ前にあったソファーに倒れ込み、類はそんな私の背中に覆い被さってきた。
背中に直に掛かる彼の息・・・そこが火傷しそうなほど熱かった。


「はぁ・・・はぁ・・・もうっ、類ったら・・・」
「ん?まだ足りない?」

「そうじゃないっ!」
「くすっ・・・続きは後でね」


せっかく作ったドレスはぐちゃぐちゃ。
それをクスクス笑いながら私の身体を離してくれたけど、こっちは暫く放心状態で立てない・・・これを会場で待ってるあの人達がなんて言うか、怖くて仕方なかった。





**





成瀬鈴音・・・彼女は私より4歳上の10歳。
有栖川のお爺様の娘さんの子供・・・その娘さんは鈴音が産まれてすぐに亡くなったそうだ。
だからここに引き取られてお爺様と暮らしている。それ以外は何も教えてはくれなかった。

でも凄く優しくて頭が良かった。
色んな事を知っていて、私はすぐに鈴音と仲良くなった。


「つくしちゃん、見て?綺麗な花が咲いてる。ほら、あっちにも」
「本当!お家に飾りたいなぁ~!」

「ダメよ、花瓶の中で過ごしたらその後はゴミ箱行きよ。それよりも自然の中で枯れた方が来年に繋がるでしょ?」
「そっか!うん、鈴音の言う通りだね」

「自分の生まれた場所・・・そこに居た方が幸せなのよ」

「鈴音?」


鈴音は時々私の判らない言葉を出す。自分の生まれた場所に居た方が良い・・・それはどう言う意味なのか、子供の私には判らなかった。
ただ漠然と自分も自分の生まれた家で家族と暮らしたかった・・・そう思った。


「ねぇ、鈴音。お爺様はどうして進を引き取ってくれなかったのかな・・・それとさ、鈴音は私のお父さんとお母さんに会ったことあるんでしょ?ここで元気にしてたの?」

「ごめんなさい・・・男の子は私が嫌だって言ったの。女の子のお友達が欲しいって・・・だから弟君は引き取らなかったんだと思うわ。つくしちゃんのご両親は・・・いつも悲しそうにしてた。お爺様のお世話やお話し相手はしてくれてたけど、毎日何かに怯えていたみたい。だから急に居なくなった時、嫌な予感がしたの。あっ、ごめん・・・見付かってないものね」

「・・・ううん、いいの。毎日笑って元気よく過ごしてたら・・・逆に嫌だったかも」


今、私が見ている風景をお父さん達も見たんだ・・・それは不思議な感覚だった。




鈴音は私と一緒に学校には行かなかった。
学年で言えば小学5年のはずなのに、毎朝私がここから一番近い小学校に行くのを屋敷の窓から見送ってくれた。
その理由を有栖川のお爺様に聞くと、鈴音は身体が弱いから普通の学校ではなく特別な学校に行ってると言われたけど、それが何処なのか知らない。

お屋敷から見ると私の小学校とは正反対の場所にある、そんな大雑把な返事だった。


私の学校には当然行事があった。
遠足も運動会も参観日も学芸祭も合唱コンクールも・・・それのどれも来てくれるのは屋敷のお手伝いさんで、お爺様も鈴音も来たことはない。

そういう時、一番悲しかった。
ここで出来た友達はみんなお父さんやお母さんと一緒に帰るのに私はそうじゃない・・・優しいお手伝いさん達だったけど、他人だと思うと心から喜ぶことは出来なかった。


鈴音の学校で行事があったなんて聞いた事がない。
彼女は学校の話なんて何もしなかった。聞いても笑って誤魔化された・・・「だって面白くないんだもん」って。

鈴音の身体の何処が悪いのか知らない。
見た目には普通で、裏庭の草むらを走ったりもした。川の中の置き石をジャンプして渡ったり、低い木なら登って遊んだ。
だから私は鈴音の事が好きだったけど・・・総てが謎だった。


謎と言えばもう一つ・・・このお屋敷でたまに聞く鈴の音。それが凄く怖かった。

チリン・・・チリン・・・
     チリン・・・・・・チリン・・・


近くじゃなくて遠くで聞こえるような・・・でも、その音は私を呼んでるような気になって色んな部屋を探したり、お手伝いさんに聞いてみたりしたけど、誰も聞こえないと言った。


「おかしいなぁ・・・」
「どうしたの?つくしちゃん」

「鈴音には聞こえない?鈴の音」
「・・・鈴?聞こえないけど?」

「そうなんだぁ~、なんだろう、私聞こえるのよね」
「・・・疲れてるのかしらね。つくしちゃん・・・色々あったから」


鈴音の言う事は正しい・・・そう思うようになっていた私は自分の気疲れのせいで幻聴を聞いてるんだと思った。
それなら仕方ないのかなって、鈴の音が聞こえても気にしないようにした。



そうやって数年が過ぎて、鈴音は中学生・・・になったはずだった。
でもやっぱり制服を着て学校に行く姿なんてここでも見せなかった。

この頃から少し不思議だな、と思うことがあった。
それは鈴音の体型・・・痩せていて女の子にしては背が高い。だけど細いからなのか薄着の季節でも鈴音に女性らしいラインがなかった。
人の事は言えないけど胸がない・・・私も小学校の高学年だったけど、もう同級生でブラをしてる人は居た。

でも鈴音はいつまで経っても細いままで、そんな下着すら見た事がなかった。
痩せてるとそうなのかな・・・って、同じ女の子でも聞けなかった。


チリン・・・チリン・・・
     チリン・・・・・・チリン・・・


この頃になっても聞こえてくる鈴の音・・・何となくだけど疲れからくる幻聴じゃないような気もしてきた。
だってここに来てから数年経つし、確かに進のことや両親の事を考えたら辛くなるけど昔ほどじゃない。諦めもあるけど、前向きに考えようって気分にもなっていたから。

だからもう1度鈴音に聞いてみたけどちょっと怖い顔で「気にし過ぎじゃない?」って言われた。

もう鈴音にはこの事を聞いちゃいけない・・・そんな空気を感じた。
初めて見た不機嫌な鈴音の顔は、美人さんだからかもしれないけど本当に怖かった。



「つくしちゃん、好きな人、いるの?」
「・・・好きな人?」

「うん。学校に好きな人、いる?」
「・・・仲のいいお友達は居るよ?そう言うんじゃなくて男の子?」


「そう・・・男の子。好きな子・・・私ね、いるのよ」

「そうなんだ!どんな人?」

「・・・絵本の中の王子様みたいな人・・・綺麗な瞳の色をしてるの」
「・・・王子様?」



クスッと笑う鈴音・・・その目を見ていると時々私は自分が夢の中にいるような気がした。


チリン・・・チリン・・・
     チリン・・・・・・チリン・・・


鈴の音だ・・・。





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Comments 6

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2019/10/04 (Fri) 08:31 | EDIT | REPLY |   
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2019/10/04 (Fri) 08:44 | EDIT | REPLY |   
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2019/10/04 (Fri) 10:49 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

ビオラ様、こんばんは。

コメントありがとうございます。
そ、そうなんです~・・・こんなにラブラブなのに~。

だからコメント欄閉じちゃうんです~(笑)
これ、ホントに読者さんに怒られるんじゃないか?って毎日怖いです~。

そして鈴音ちゃんも謎だらけです(笑)
この謎は数ヶ月後で💦もう書いてある通りの子です・・・はい。

真夜中更新でこの話・・・マジで申し訳ないです💦

2019/10/04 (Fri) 20:13 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

ニーナ様、こんばんは。

コメントありがとうございます。
あはは!そう言っていただけて嬉しいのですが・・・前作とあまりに違うテンションで、申し訳ないです(笑)

どんな話でもいいわよっ!って言う強者の読者様だったらお許しいただけると思うのですが💦
「ちょっと!あんた、類君に何すんのよ!」って思われる場合はホントに無理しないで下さいね💦

いやいや、妄想バンザイ!なので嬉しいのですが(笑)

そして妄想いただいた中にいい感じのものがあります(笑)
さて、どれかな?(そんな事言うてる場合かっ!)


2019/10/04 (Fri) 20:16 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

シナモン様、こんばんは。

コメントありがとうございます。
あっはは!油断したんですね?もう微を通り越して「軽微」ですけどね(笑)

こんなに早くに書いたと言うことは、暫くない!と言う事です。
はい!ごめんなさーーーーいっ!

えっ?Sexyだった?(笑)ニヤリ・・・えへへ!


で、ホラーでも時代劇でも大二郎でもありませんから。
めっちゃ真面目な類君のお話ですやん。

「おなり~」を「おいなり~」と読んだ私・・・バカだよね。

2019/10/04 (Fri) 20:20 | EDIT | REPLY |   

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