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plumeria

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帰りの車・・・

「ねぇ、すごく疲れたでしょ?大丈夫?」

「問題ねーよ。酒飲んでるわけじゃねーし。身体使っただけだから」

でも、昨日の夕方から寝てないのに・・・。
すごく行きたがったのは西門さんだけど、こんなのお休みにならないんじゃないの?
明日も朝からお仕事だよね?



そのうち車が渋滞で動かなくなった。

「どうしたんだろうね?」

スマホで調べたら・・・この先で雪のためにスリップした車が多重事故を起こしてすごいことになってるみたいだった。

「こりゃ、しばらくは動かねーな。ま、仕方ないさ。迂回も出来そうにないし」

止まったままの車で西門さんは目を閉じた。
やっぱり眠たいよね・・・

「ね、ゆっくりしか進まないなら私が運転しようか?その間、寝たら?」

「いいよ・・・心配しなくて・・・・・」

そう言うけど、半分寝てるよね?
私も助手席でブランケットをかけて、車が動き出したら教えなきゃって頑張って目を開けてた。

しばらくしたら西門さんの手が私の方に伸びてきて・・・そっと手を握られた・・・

「どうしたの?寒い?」

「違うよ・・・そこにいるか確かめただけ・・・」

目を閉じたまま話してる・・・起きてるんだね。

「お前さ、いつも誰かに何か言われてるって気にしてるだろ・・・。もう何にも気にしなくていいんだって。西門だって認めてくれてんだし。俺はいつでも一緒に居たいから、今日みたいな事があっても・・・どこかに行くのをやめたりはしねーよ。そうじゃないとつまんねーよ」

「西門さん・・・?」

「俺にはつくししか見えねーの。次、どっかに言って同じことがあってもお前は俺だけ見とけばいいってこと」

なによ・・・!
自分がイイ男だって認めたような発言は!!
そんなことはわかってるけど・・・女の方は中々そうはいかないのよ・・・
握られた手に力が入っちゃう・・・。

「わかってるよ。わかってるけど・・・ね」



いきなり目を開けた西門さんが握ってた手を引っ張って、運転席の方に私の身体を引き寄せた。
そしてものすごい力で抱きしめられた。
ちょうど西門さんの心臓のあたりに私の顔が埋もれちゃって息ができないよ!

両手を後ろに回されてだきしめられたまま

「お前が俺んとこに来て、西門に入ったら・・・こうやって二人で来ることは減ってしまうだろ。自由に動くことも少なくなる。つくしをあんな家に入れてしまうこと・・・許してくれよ?だから、今はこうして色んな所へ二人で行こうぜ。もうそんな時間、あんまりないんだけどな・・・」

そう言って今度は深いキスをしてくる・・・・
そういうこと?
だから、無理してでも連れてきてくれたの?



「うん・・・楽しかったよ。ありがとう・・・」

「どういたしまして」




あと一年もしないうちに・・・私はこの人の妻になる・・・・


C785_hizashitomildseven_TP_V1.jpg
総二郎と類の冬バージョンを書いてみました。

14日にはValentine SSをこれまた総二郎と類で
UPします。

楽しんでいただけたらいいな。
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2017/02/12 (Sun) 18:57 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

G様 またまたありがとうございます。
あ、今日、完結されましたね!!お疲れ様でした。
楽しませていただきました&お勉強になります!

いい男を書くってホント大変なんですね・・・私の頭の中では結構暴れてくれるんですが
文章にすると・・・イマイチ頑張ってくれない(私のせいだけど)。

G様のValentineも楽しみにしてます!

2017/02/12 (Sun) 19:23 | EDIT | REPLY |   

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