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「よくもまぁ、あんなに怒鳴っちゃって・・・。相変わらずだよね・・・司は。せっかくの披露パーティーだったのに
残念だったね、つくし!」

「類・・・何回も言うがお前が呼び捨てにするのはおかしいんだよ!フランスじゃあるまいし・・・馴れ馴れしいんだよ!」

「ホントに心狭いんだね総二郎って!フランスじゃなくても外国は名前の後にちゃんはつけないでしょ?」

心が狭いとかの話じゃねぇよ!絶対俺で遊んでるだろう。
こう言っちゃなんだがつくしは西門の次期家元夫人だっ!・・・出来るかどうかわかんないけど。
あの司を怒らせた当の本人はといえば・・・あきらにデザートを食べさせてもらっていた・・・。


「そろそろ俺たちも帰るよ。俺は来月からまたイタリアだから、次に会うのは随分先だな。また帰ってきたら顔を出すよ。
つくしちゃんも総二郎のこと、よく見張っておきなよ?いつ悪い癖が出るかもわかんないからね」

「そりゃお前の事だろうが!・・・また、帰ったら飲みに行こうな!あきら!」


類とあきらも帰って行った。何故か最後にもう一回類のクソバカはつくしにキスしていったが・・・!
僅かに残っていた爺さん達に挨拶をして、俺たちはこのホテルの最上階にとってある部屋に向かう。


・・・って、今日はまさにそういう日なんだけど・・・大丈夫だろうな。


エレベーターの中で隣を見たら何も考えていなさそうなつくしがポワンとした顔で立ってる・・・。
どうやってこいつに手を出したらいいのか、この時点で俺の方がさっぱりわかんないってのはどういう訳だ?
この西門総二郎が・・・だ!


最上階に着いて俺たちの部屋のドアを開けて、つくしを先に中へ入れた。
部屋はもちろんエグゼクティブスウィート。雰囲気だけはバッチリなんだけど・・・。
その部屋を見渡してみる。今日ここでついにつくしと一緒に・・・ってまずはなにかを飲みながら・・・かな。
まぁ、そこは慣れてる俺の方がリードしていくわけで・・・ってなことをいろいろ考えながら振り向いたら・・・



「おい・・・つくし、お前何やってんだよ」

「はい?あの・・・着替えてるんだけど、いけなかった?」

「だから、なんでそうなってんの?おかしくねぇか?・・・今日はなんの日だ?」

なせかそこにはパジャマ姿のつくしがいた・・・。
いや・・・可愛いけどよ!白に赤いドット柄のパジャマは・・・。
今までのあのセクシーなドレスはどこに消えたんだ?なんだってそんなパジャマ姿に変身したんだ?
ここは一応あのドレスのまま突入することろだろうっ!脱がすところも楽しい時間なのに?!

「だって早くお風呂に入りたかったんですもの。もうクタクタで・・・私、先にいただいてもいいかしら・・・。
ここ、バスルームって一つしかないの?」

「いや・・・向こうにもシャワールームがあるけど・・・ってそういう問題じゃねーよっ!」


・・・待てよ?風呂・・・?風呂ってのもありか?
でも、初めてがいきなり風呂っ?!・・・しかも、あのつくしで?

色々と考えてたら・・・もういなくなった!!
大体、バスローブならまだしもどっからパジャマなるものがでて来るんだよっ!
情けねぇけど一応バスルームへ行ってみた。

やっぱりな・・・そうだとは思ったけどしっかり鍵かけてやがる!


「あの・・・今、入ってるんで・・・」

見りゃわかるってーのっ!・・・とんでもない女だ!こういうところはまだついていけない・・・。

妙にさっぱりと風呂から出てきたつくし・・・でも、これはこれでいいかもしれない。
この石鹸の香りってのがなかなかいいよな。
気分を切り替えて俺もシャワールームでさっぱりしたところで、ここからはやっぱり俺の見せ場だろう!
今までのことを・・・それこそすべて洗い流してグラスを手にした。


「つくし、ワイン飲もうぜ。ラ・ターシュ用意してるからさ」

「うん。・・・少しだけなら。あんまり強くないから」

ワイングラスにラ・ターシュを注いで2人で今日の日を祝う。
まぁ、ちょっと計画とは違うがこの先は俺次第・・・まず問題なく進むはずだ。・・・例えパジャマだろうが!

ソファーに座ってるつくしの隣に行って、その肩に腕を回して俺の方へ引き寄せる。
ワインぐらいで少し酔ってるのか、赤い顔して俺の方へ身体を預けてきた。

「つくし・・・今日からよろしくな・・・。一生守っていくから・・・」

なんて言葉をかけたらトロンとした眼で俺を見てくる。な!ちょろいもんだ!
このままイケるんじゃね?この色気もクソもないパジャマに手を掛けてボタンを二つめまで外す・・・。
その時につくしはパッと眼を開けた!

そして急に俺の手首を掴んで捻りあげた!

「いってぇ!!何しやがんだっ!お前!」
「私の許可なく突然明るいところで何すんのよっ!こっ・・・こういうのってよくわかんないけど同意を
求めるんじゃないのっ?それにここはソファーでしょ?・・・まさかここで?・・・ここでなのっ?!」


「・・・・・・は?なんだって?」

今日は新婚初夜だろう?許可制なんて初めて聞いたぞ?!
しかもこの俺がこの日までわざわざ待ってやったのに?
場所にまで文句つけやがったな?ここからベッドに運ぶってのが定番なんだよっ!


完全にブチ切れた!


よくわかった・・・だが俺にもプライドがある・・・!
ソファーでパジャマを握りしめてるつくしを置いて俺は1人でベッドに向かった。
無理矢理ってのは性にあわねぇ・・・だから初めての女ってのはわっかんねーんだよっ!

どこの世界に「今からやります」とか前もって言う男がいるんだよ!
いるかもしれねぇが、そんな男は絶対に慣れてないか上手くないか・・・だ!

俺は伝説を持つ男・・・西門総二郎だっ!
死んでも「今からやるぞ」なんてセリフは吐かないからな!


つくしに背中を向けて何も言わずに寝たふりをする・・・。
絶対にあいつらには言わねぇけど、この俺がまさかの初日までお預け食らうとは・・・

どうやってそこまで行くんだ?・・・俺。

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Comments 4

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2017/06/27 (Tue) 13:36 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

花様、こんにちは🎵

原作っぽいっしょ?
総二郎、可哀想だよね~❗書いたのワタシだけど。
まぁ、そのうち?
おいしい場面もくるわけですよ!

こんなつくしちゃんは楽だよ~❗

で、例の件ね🎵( *´艸`)連絡します。
言ってみるものねぇ!ふふふ。


2017/06/27 (Tue) 15:16 | EDIT | REPLY |   
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2017/06/29 (Thu) 16:30 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

さとぴょん様、今晩は!(10 凄い!)

笑っていただけました?
それは何より・・・総二郎はきっと白いドレスを肩から外したかったんでしょうね。
それをこの私にドット柄のパジャマの替えられて・・・なんて気の毒な。

でも・・・このお話でスムーズにいくとは思わなかったでしょ?

終わるまでには・・・ですよ。きっと!

どうします?そこだけリアルな描写があったら・・・怖いですよね?
でもRなのにコメディだったら・・・それも怖いですよね?

どうなるんだろう・・・。

2017/06/29 (Thu) 22:40 | EDIT | REPLY |   

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