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plumeria

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自分のマンションに帰ってからベッドに沈み込んだ・・・・
俺がもうちょっと大人だったら、喧嘩にすらならない話だったのか?

でも、信じてもらえてねー気がして仕方ないんだけど、違うのか?
俺はいつから女の気持ちがわかんなくなった?

いや、違うか。
今まで相手の事を考えて付き合ったことなんてないんだ・・・・。


*****


RRRRRRRR・・・・

スマホが鳴った・・・・牧野っ?!


「・・・どうした?」

心臓が飛び出そうなほどドキドキした・・・!なんでなんだっ!この俺がっ!

『あ、あの・・・今日はごめん・・・なさい』

反省してんだ・・・・類に何か言われたのか?

「いや、俺も大声出して悪かったな。・・・・今は?家か?」

『ううん・・・・あの・・・ドアの前・・・』


は?うちのドア??



マジ、みっともない俺。
そこにいるって聞いただけで身体が飛び上がった。慌ててドアまで走った!そりゃもうこの距離を全速力で!

すごい勢いで開けたら、半べそかいた牧野が立ってる・・・
真っ赤な顔して、上目使いで・・・ホント反則だ!

「ふっ・・・お前、なんて顔してんの?いつからいたんだ?入れよ」


そう言って手を取って中に入れて・・・ドアが閉まったとたん正面から抱きついてしまった・・・!
もしかしたら酒臭いかもしれねーけど・・・ごめんな、離せない。牧野の甘い香りが俺を安心させてくれる。
さっきまで頭ん中にあった不安も全部どっかにいってしまった・・・ここに牧野がいるだけで。

すげーな。惚れるってこういうことだよな・・・・。


「あぁ、良かった。類とどっかに行ったかと思った・・・」

思わず本音が漏れる・・

「何で類とどっかに行くのよ・・・。行かせる気だったの?」

「まさか。誰にも、どこにもお前はやんねーよ」

そう言うと、牧野の手も俺の背中に回る。
泣いてんのかな・・・・泣くぐらいならつまんない嫉妬なんかしてんじゃねーよ。

「泣くなって・・・もう、いいから。でも、やっぱりお前には信じてほしいんだけど・・・」

「ごめん。信じてないわけじゃないの・・・」

「そうか?じゃあ、なんであんなに怒ったんだ?」

場所を玄関からリビングに移した。
それでも俺はこいつを離せないんだけど。



「この前・・・何で女の子達に腕を掴まれても・・黙ってたの?偶然、見ちゃって・・・」

「あ?そんなことあったか?覚えてねーけど。やたらそういうことしてくる子はいるけど、そんときゃ離れたら1秒で忘れるって特技もってるからな。マジで覚えてない」

大抵そういうときはこいつをどうやって喜ばすかとか、何食わそうかとかしか考えてないし。

「それが嫌だったのか?そん時に言えよ。いくらでも説明してやったのに」

「我儘だってわかってるんだけど・・・私にだけっていう特別が欲しかったの。総二郎のあの笑顔を自分だけのものにしたかった・・・でも、いつもみんなに同じように笑いかけるから悔しくて・・・欲張りなのを知られるのも嫌だった・・・嫉妬深い女だって、嫌われたらどうしようって・・・」

ヤバすぎる・・・・


「つくしはホント俺に惚れてんだなー!でも、こうやって抱き合えるのはお前だけ。俺の腕ん中も、胸ん中も入れるのはお前だけ。これって特別じゃね?それに、俺の方がお前に夢中なんだから余計な心配すんな・・・」

「違うよ・・・私の方だよ。私の方が毎日苦しいほど総二郎のこと考えてるよ・・」


ドクン!!


俺の中で何かが飛び跳ねた。


「そりゃ、最高だな!じゃあ、もう少し苦しんでもらおうか?」

「はいっ?・・・わっ!ちょっと!!」

牧野を抱き上げてベッドルームに向かう。

もう、今更やめるとかナシだろう?わかってるよな。
俺を煽ったのもお前だし、こうしなきゃ、俺の熱も下がらねーし。


ベッドに牧野を降ろして組み敷いた・・・両手の指を絡ませてゆっくり顔を寄せていく。

「どうしよ・・・優しくしてあげられないかもしれない・・・」

わざと上から覆い被さる格好で囁くと、もう真っ赤になった牧野は涙目になって・・・すっげー可愛い・・・

それからは・・・もう夢中で牧野を抱いた。
何度か意識を飛ばしてしまったけど・・・ごめんな、ホントに優しくなくて・・・

****


「ほらな・・・特別だろ・・・?」

息が上がってる牧野は小さく頷いてる・・・わかってくれたか?俺の本気・・・いや、まだまだ続けられるけど?

汗をかいた牧野の額にキスをして・・・まぁ、今日は休ませてやるよ。
こいつの首元に付けた印に、また明日怒られるかもしんねーな・・・。



****


その頃、総二郎と入れ替わりに来た類があきらと飲んでいた。

「ホント、世話がやけるよね・・・あきら」

「まあな。いつもの事だ。次はまた一ヶ月後ぐらいだと思うぞ?」

「だね・・・ホントどっかに連れてけば良かった!」


結局、この2人の喧嘩は毎度この2人のおかげで丸く収まっている・・・・

NAKANAORI.png

:つまんない喧嘩・・・でも本人達はド真剣ってことありますよね。
昔は・・・あったかもしれないなぁ・・・(遠い目)


総二郎の新しいお話「RoyalBlue」2/27にスタートします。
「幸せの花束」が00:00更新なので、このお話が終わるまでは「RoyalBlue」は12:00更新になります。
ここの総二郎は、お茶目ではございません。
どうなるのかなぁ・・・温かい目で見てくださいね。

私が不安・・・なんだけど・・・w( ̄o ̄)w
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