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Life Is Beautiful
管理人、向日葵様の
お部屋でどうぞ!


<星の数ほど……愛されて・第3話>

まだ薄暗い中、俺の左腕が妙に暖かくて目が覚めた。時計を見たら6時ちょうど。
横を見ると疲れ果てたようなつくしが俯せで眠ってる・・・暖房が効いているとはいえ少し出ている肩が寒そうだ。

そぅっと布団を剥ぐと露わになるつくしの白い肌。さっきまで俺から攻められたせいであちこちが赤くなってる。
手を伸ばしたらくすぐったそうに肩を竦めた。

くくっ!その仕草があまりにも可愛らしくて朝っぱらから悪戯心に火がついた。


ゆっくりと自分の身体を起こしてつくしの上に覆い被さるように腕を回したら、流石のつくしも薄く目を開けて俺の方を見た。

「あれ・・・もう、朝になったの?・・・ちょっと総、何してるの?」
「朝の挨拶?ほら、今日は俺の誕生日だからさ。つくしはなんでも俺の言うこと聞いてくれるだろ?今日の朝の挨拶はこれで・・・」

「いやぁ・・ん!総ったら!くすぐったいってばっ!あん・・・」

背中に舌を這わすとつくしの甘い声が部屋に響いた。そのまま両手を前に回すと昨日愛したままのつくしの可愛い胸がふるっと 揺れて、それを掴んだら今度は軽い悲鳴が上がる。

「朝から可愛いな!ほら、こっち向いてみな?」
「明るいところじゃ恥ずかしいっ・・・てば!」

つくしのそんな言葉なんて全部無視!俺はつくしの身体の向きを変えさせて、その柔らかい唇を塞いだ。
夜とは違う顔・・・本当に恥ずかしいんだろうな。照れたような表情で俺を受け止めてる。でもそれって煽ってるとしか思えないんだけど。
そのうちにつくしの手が俺の背中に回って、その指に力が入ると無意識に俺を引き寄せる。
こういう時の朝の楽しみはこれしかないだろう?つくしの耳元に舌を這わせながら囁いた。

「つくし・・・もう一回シャワー浴びようぜ!洗ってやるからさ。これも俺へのプレゼントって事で」
「えぇっ?!あ、朝から一緒にシャワーするの?」

これにも驚いてるけど再び無視してつくしを抱き上げてバスルームへ向かった。

**

ちゃぷん・・・

湯が波打つ音がするバスタブの中、ベッドの中の続きってことでつくしを横抱きにして何度もキスをする。
俺の膝の間に身体を入れたつくしが真っ赤な顔で甘い声を出してる。バスルームの中だから余計に響く自分の声でつくしはいつもより興奮しているようだった。

「総・・・シャワーだって言ったのになんでこうなってるの?もう、そんなにしたらっ・・・ダメだって」
「ん~風呂を見たらこっちの方がいいかなって思っただけ。それにもう寒いからこうやって温まる方がいいだろ?」

「だからって、そっ・・・その、もう昨日から十分・・・っ」
「そうかぁ?俺はあんなもんじゃ足りないんだけど!それに、お前の身体は俺のもんだから何したっていいよな!」

そう言って胸を揉むように掴むと一段と可愛らしい声で鳴くんだ。それが堪んなくて首筋を舐めたらつくしがバスタブの中に沈みそうになった!

「きゃっ・・・!うわあっっ!ごめんっ!あの・・・」

つくしが急に謝ったのは湯の中で動いた時に俺のモノに触ってしまったから。
慌ててその手を上げて、バシャバシャと俺から離れようとするのを許すわけがない。面白がって俺はもう一度つくしに正面から抱きついた!

「きゃあぁーっ!もうっ、総っ!ここはお風呂だってばー!」
「だから何?いいじゃん!俺のモノ触れるのもつくしだけだし。何なら朝からここでヤッても俺は全然平気だけど・・・どうする?」

「どっ・・・どうって!どうすんのよっ!」
「あっ!許可したよな?んじゃ、こうするんだよっ!」

「んああっーっ!そ、総っ・・・だめぇ・・・っ!」

ごめんな、つくし・・・指で慣らしてからって思ったけど俺も我慢できねぇや!ってことでいきなりグリッと俺のモノをつくしの中に押し込んだ。湯の中だし、もちろんさっきからのコトでコイツの中も潤ってるんだからすんなりと・・・でも、やっぱり締め付けがキツくて俺の方にもすっげぇ快感が襲ってくる!だから離せないんだよな!

「・・・んっ!はぁ・・・総、そこ・・・あんっ!あぁっ!」
「ん?気持ちいいだろ?・・・早くしてもいいけどさっ・・・こんなゆっくりなのも!」

そう言いながらも時々ドンッと勢いよく突き上げてやると、猫のような悲鳴をあげてつくしは俺の肩に倒れてくる。もう俺の腕を掴んでる指は震えてて、自分の身体を支えるのがやっとだ。はぁはぁと肩で息をして目が潤んでる・・・そっとその瞼にキスすると、つくしは俺の膝の上から崩れるように落ちた。

「あれ?そんなに良かったか!どうしようかな・・・んじゃ、次は後ろ向くか?」

「なっ、何言ってんのよっ!今日はデートに行くんじゃなかったの?ほ・・・ほら、せっかくお誕生日にお休みもらったから一緒に出掛けようって話したじゃない。朝からこんなことしてちゃ行けなくなるよ?」


そう言えばそんな事も言ったっけ?
ちょっと残念だったけど、まぁ今夜もあるし。仕方なくこの程度で許してやってバスルームから出ることにした。今度はどっちから先にバスタブを出るかで大騒ぎ。初めてじゃないくせに毎回こうやって恥ずかしがるつくしを見るのが堪んなく好きだ。

先に俺が出るからと言えば、今更のように顔を手で隠して背中を向けてる。苦笑いしか出ないけど本当にゆっくりしていたら間に合わなくなるからこれ以上遊ぶのはやめておいた。


**


「ねぇ、これを着るの?もう12月なんだけど・・・」

「今日は俺の言うこと聞くんだろ?この日のために用意したんだからさっさと着ろよ。大丈夫だって!上からダウンコート着れば寒くねぇよ。あ、タイツは厳禁だから」

「うそっ!風邪引いちゃうよ?!」
「引いたら俺が温めてやるから心配すんな!」

つくしに用意したのは白いVネックのセーターに黒の革製のミニスカート。首元に光るのはティファニーのネックレス。
少し大きめのセーターはつくしが着たら鎖骨は丸見えでほんの少しだけ谷間も見える・・・確かにこの季節には寒そうだけどダウンコートを手渡してその下にはカシミヤのマフラーまで用意したんだ。まぁ、つくしなら大丈夫だろう。
ロングブーツに手袋・・・どう見ても防寒対策バッチリの旅支度に首を傾げながら、つくしは俺の後に付いて車に乗り込んだ。


「ねぇ、総・・・何処に行くの?空港に向かってるの?」

「ん?行き先なんて乗るときになったらわかるだろ?それまでは内緒!でもつくしも絶対に気に入ると思うぜ?実は俺もこれを見るの初めてなんだよな。せっかくつくしが俺の誕生日にその時間を全部くれるって言うから一緒に見たくなったんだ。
それに、寒いときには寒い場所の方が温め合うにはいいだろ?」

後部座席に座ってたら太腿の方まで見えてるスカートを一生懸命押えてる。それが見たくて選んだのに隠してどうすんだよ!
その手を掴んで俺の膝の上に置いたら今度は持っていたコートで隠しやがった。

「つくし、今日は何の日だっけ?そのコートが邪魔なんだけど」

「今日は総の誕生日だよ?で・・・でも、それとこれとは別じゃない?なんでこんなに短いスカートなの?こんなんじゃどこにも座れないじゃないの!」

「大丈夫!他の男がいない場所にするから。だから、ほら、コートはこっち!」

そう、他の男になんか見せる気は一切ない。
だから二人っきりの時にはそのままで。つくしにウインクしてコートを奪い取ると真っ赤な顔して「バカ!」って小さな声で呟いてた。
わかんねぇだろうな・・・そんなつくしを見るのがすごく幸せだって!


車は羽田に到着した。ここからはつくしにコートを着せて出発ロビー向かう。
時計を見たら9時50分。10時30分の出発には余裕だ。つくしはまだどこに行くのかわかってないから不安そうに時刻表を見ていた。

「総ったら!ねぇ、何時のに乗るの?いい加減に教えてくれない?」
「10時30分に出るヤツ・・・JAL511ってとこ、見てみな?」

「・・・・・・えっ!札幌・新千歳空港・・・北海道なの?!」

「そう!今日はすっげぇ寒いらしいぞ?」


当然、座席はファーストクラス。たまたま今日はここを利用するヤツがいなかったらしくてつくしと二人っきりだ。
ニヤリと笑った俺につくしはビクッとしたようだけど、今回は学習したらしい。さっさとコートを脱ぐとそれを空いた席に置いて、大人しく俺の横に座った。そして時間になって、予定通り機体は俺たちを北の大地に運んで行った。


機内食なんてものが用意されてきて、朝から飯を食い損ねたつくしはわりと豪華な食事に飛び上がって喜んでた。それを大笑いしたら「誰のせいよっ」とほっぺたを膨らます。マジで可愛いよな、俺の奥さんは!

新千歳までは僅かに1時間30分だ。この間につくしとワインで乾杯して、短い旅行の始まりを祝った。


「札幌に何か見に行くの?私、北海道なんて始めてなんだけど何かあるの?」

「札幌のホワイトイルミネーション、見に行こうと思ってさ。札幌の大通りを全部イルミネーションで飾るらしいぜ?少し早いけど クリスマスツリーもあるみたいだし。今日の夜はつくしとそれを見ようと思ってさ」

「ふふっ!総って意外とロマンチストなんだね!でも楽しみだなぁっ!どんな感じなのかしら・・・」



「失礼いたします。お客様・・・少しご案内がございます」

急に俺たちに話しかけてきたのは客室乗務員だった。何かと思って2人で顔を見合わせるとその次に出た言葉は・・・

「ただいま新千歳では積雪が少々ございまして除雪作業を行っております。お時間が少しだけ遅くなる可能性がございますが急な天候の変化によるものなのでご理解いただけますか?機長が安全に着陸してお客様を北海道にお連れ致しますのでご安心ください。この後、機体が少し揺れるかもしれません。シートベルトを締めておいて下さいませ」

あれ?予報では晴れていたようだけど。天気予報も当てにならねぇな!でも、これも旅行にはつきものだ。
雪が降る中でのイルミネーションも綺麗だろうし、それはそれで盛り上がるってもんだよな!

俺はそこまで気にもせずに隣でモロ出しのつくしの太腿に手を伸ばして遊んでみた。膝の方からつーっと指を這わしたらビクッとして小さく声を漏らしてる。まだ近くにいた客室乗務員がその声に反応して振り向いたからつくしは慌てて口を塞いだ!

「くくっ!なんて声出してんだよっ!そんなに感じちゃった?空の上で?」
「もうっ!総ったら、なんてとこ触ってんのよっ!これがしたいからタイツ厳禁なの?呆れちゃう!」

真っ赤になってるつくしが可愛くて・・・そのままキスをした。
微かにさっき飲んだワインの香りがする。つくしの唇に噛みつくようなキスを繰り返していたら自然と手が足の間に入っていく。
つくしは俺の手を退かそうと手首を掴んでくるけど、そんな力ぐらいで止められる訳がないって・・・もう少しで際どいとこに指が届くってところでつくしの声が甘く変わった。

こういうのも刺激的?まぁ、こんなところじゃこの先には進めないけど・・・って思っていたら、急に機体がガクンと凄い衝撃で揺れた!乱気流によるものだろうけど、その揺れのせいで折角楽しんでいたのにつくしが正気に戻ってしまった。

「あっ・・・!もう、また、油断ならないんだから!」
「結構良かっただろ?いつもと違う場所って興奮するし。お前のここ、湿ってんぞ?風呂の効果じゃね?」

バコンっ!と一発殴られた!・・・なんて事すんだ!この手と同じで大事な商売道具の顔なのにっ!


しばらく上空で旋回を繰り返しながら、客室乗務員が言ったように少しだけ遅れて新千歳空港に着いた。
だが俺たちの前に現われたのは東京では今年、まだ一度も見ていない雪景色・・・しかも大雪だった!


「あれ?・・・なんでこんなに雪降ってんだ?すげぇな!ここ、どこだ?・・・ホントに北海道か?」

「ちょっとーっ!!総ってばなんでここを選んだのーっ!しかも私、寒いんだけどーっ!!」


空港の外は意外と吹雪いていた。くくっ・・・何だか面白い誕生日になりそうじゃね?


続く!
 
第4話はこちら→
おとなのおとぎばなし 管理人miumiu『姫』様
のお部屋でどうぞ! 公開時間は本日3日  12時30分です!


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イラストは河杜花様からいただきました!
イラストの著作権は河杜花様にありますので、お持ち帰り、転載・加工は
固くお断り致します。
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2017/12/03 (Sun) 07:17 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

スリーシスターズ様、おはようございます!

ご訪問、ありがとうございます!
あはは!私はR担当ではございませんでしたが、何故かこのノリで行こうとasu様が言われるのでこうなりました(笑)

やこ様・・・(笑)「なんで総ちゃん書くの?」って言われてましたが、Gip様に引きずり込まれて頑張って参加下さいました。
そのわりにはやこ様・・・張り切ってますよ(笑)「総ちゃん、わかんないわ~」って言ってたのに♥
そうですねぇ・・・司くんのいちゃいちゃとは少し違いますよね!野獣的ではなく、遊びが入る感じでしょうか。

私がRでもないくせに朝風呂に入れて「ちゃぷん」って文字を入れたことが皆さんにウケたらしくて「ちゃぷん旅日記」になりました。本当はGip様、観光旅行にしたかったみたいですけど、私のせいでこんな旅に・・・申し訳ないと思っています💦

来月末は司くんお誕生日、つかつく作家様も張り切るでしょうね!
ですが、今日と明日はせっかくなので総ちゃんで楽しんでいただけたら嬉しいです!

今日はコメント、ありがとうございました。とっても嬉しかったです!よい休日をお過ごし下さいませ♥

2017/12/03 (Sun) 09:46 | EDIT | REPLY |   
さとぴょん  

朝チュンでなく、朝ちゃぷん(笑)
凄くよかったです。
大好物ありがとうございました。

「お前の身体は俺のもんだろ?」
(≧◇≦)♡あうっ♡
いいですねー♡
夢でいいから言われてみたいですねー♡

「どうする?」
『どうすんのよっ!』
「こうするんだよっ!」
(≧◇≦)♡あうっ!
答えはひとつの「どうする問答」
・・・萌えたぜよー♡

そして出ました。タイツ禁止令(笑)
総ちゃんチョイスの衣装
つくしちゃん絶対可愛いでしょうねぇ♡
空の上の悪戯も無事終わり
着いたところは北海道。

北海道好っきやなぁーーー(笑)

まあ、あとは雪だるま作って、カニ鍋食べたら完璧ですね(笑)

雪いっぱい降って北海道寒そうですねー。
二人でどっかでちゃぷんできるといいですね♡

美味しいお話ありがとうございました(*^^*)♡





2017/12/03 (Sun) 16:05 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

さとぴょん様・・・今晩は!

そうなんですよ~!私が向日葵さんからのRを引き継いだので、頑張って朝ちゃぷんをしたら、最後までこのちゃぷんが
皆さんにウケてしまってね。まさか、サブタイトルになるとも思わずに・・・。

どうする問答(笑)なかなか面白いこと言いますねぇっ!
ここね、実は後から追加部分なの(笑)
皆さんがどんどんエスカレートするから楽しくなって、つい・・・私も書いちゃえーっ!ってなってね。
えへへ!楽しんでしまいました。

こうしてみると(まだ終わってないけど)私ってやっぱりR書きじゃないのね・・・って思いましたよ。
大人しくこれからも昼間の総ちゃん書いておきます。

ちなみにVネックのダボセーターは総ちゃんチョイスというよりやこ様チョイスでした(笑)
やこ様が「鎖骨が見えるダボダボのセーターとかいいよね~」って言われたので先にそのネタ奪いました!

北海道が好き(笑)
違うの・・・!本当に寒い時は寒いところの方がイチャイチャ出来そうだって思ったんですよ。ホントよ?
最初は温泉がいいなって調べたんだけど、さすが北海道、1日じゃ辿り着くのが難しくてリアルタイムだと
全部交通機関になってしまうから札幌にしたの~!

雪が降らないところに住んでるから雪が欲しかった・・・それだけなんです。
それなのにほぼ雪関係ない感じになってるかもしれない(笑)

明日も楽しんで下さいませ!今日はありがとうございました!

2017/12/03 (Sun) 18:14 | EDIT | REPLY |   

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